お高そうで実は庶民派な日本料理店 【葉月】

2018.05.16

 東村山都市計画道路3・4・27号東村山駅秋津線(通称:さくら通り)は、来年3月31日までの施工期間に残区間(市道第418号~久米川町2丁目37番地先)の諸工事が行われ、市民スポーツセンターから野行通り(ファミマ交差点)までが開通する予定。
それにより東村山駅と新秋津駅は、武蔵野線側道経由ではあるが、一応直結という形になる。


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僕らが東村山の久米川町に住んでいた15年ぐらい前、さくら通りで開通していたのは、駅からパチンコ屋までと、ポールスタア(櫻井醤油店)前の区間のみ。
久米川町3丁目(豊島屋酒造のあたり)から駅までのルートがすごかった。


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当時、読売新聞販売所は「武田屋」という酒店で、その先を野際通りに入り、いまのセブンイレブン裏、久米川小学校と第六保育園の間を通って辻を南へ。「栃木屋要吉」まで進み、鋭角に戻るように自転車屋「MCS東村山」の前を通って「パーラーマイニチ」へ。
MCSの前は無料駐輪場だった関係もあって、その道は目抜き通りだった。


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日本料理店「葉月」の立地は、かつてはそういう恵まれた条件だった。


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このお店がオープンしたころ、子どもたちが小さかったこともあり、利用することもなく前を通るだけだった。
ランチが気になるようになったのは、わりと最近のこと。


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印象として、板さんは一見、気難しそうなんだけれども、忙しい中にも周囲への目配せを怠らず。何より、明るい。やりとりの最後は必ず「はっはっはーっ!」
店の構えに敷居の高さを感じて躊躇する人もいるかもしれないが、ご主人は実に気さく。

それさえ知っていれば、こんなにくつろげるお店はないわけで、ランチメニューが気になりつつもしばらく入店をためらっていた身としては、もったいないので他人には強くお勧めしたいのである。


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ランチの中でも抜群に優れた内容なのが天丼。
いま、天丼が食べたくなったときに真っ先に思い浮かぶのがこちら。

店内は、入り口側から奥へ、テーブル席、カウンターと小上がり、座敷の個室という構成。
先客は昼飲みのじいさん2人で、できあがりつつある。
注文は、やっぱり天丼860円。


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ホール係のおばさんが、小瓶を示して「こちらは天つゆですので、かけてお召し上がりください」と。
天ぷらは揚げたてそのままが提供され、好みでつゆをかけるスタイル。つまり、つゆだくにもできるわけだが、いまは濃い味が当たり前なのでむしろ薄味を選択できるのがありがたい。


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ネタは海老、いか、鶏、卵、かぼちゃ、さつまいも、なすの7点。それで860円はたいへんオトク。
口直しのぬか漬け、かつおだしの効いた豆腐とわかめのみそ汁と、シンプルで完成度の高い、お手本のような丼ものランチといえる。


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落ち着いた雰囲気で四季折々の料理が味わえる夜の利用もオススメだが、個人的にはランチの彩り手開き御膳1400円が当面の課題。
しかし、今日初めて気づいたが、お土産というものが気になる。若鶏竜田揚げ5個380円。
ビールの季節にぴったりじゃないか!


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[DATA]
葉月
東京都東村山市本町2-24-4



[Today's recommendation]

In The Court Of The Crimson King
King Crimson
『In The Court Of The Crimson King』

https://www.youtube.com/watch?v=QFsqacN1ZCY

この日、西城秀樹が亡くなった。ヒデキが『Epitaph』を歌っていたことをhippoponさんのブログお迎えが来ない居候hippoponの日常で初めて知った。まさに絶唱



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庭のサンショウの実を収穫(うちのは朝倉山椒なので単体で結実する)。ちりめん山椒にした



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「喜楽」という名の中華屋さん 【ラーメン喜楽】

2018.05.14

 東久留米市下里4丁目の団地(久留米西住宅)周辺は、この10年ちょっとでずいぶん変わった。
ちょっと調べてみると――

・2006年5月 しんやま親水広場完成
・2012年6月 都市計画道路3.4.11号線 多摩北部医療センター西までの区間が開通
・2014年6月 東久留米卸売市場(得得市場)リニューアルオープン
・2015年4月 ケーズデンキ東久留米店オープン
・2017年4月 しんみやまえ親水こみち開通


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このように親水公園や量販店ができても、飲食店にとって追い風とはならない。
新所沢街道の恩多町一丁目(洋食「ジャスミン」の交差点)から西団地入口(「松屋」の交差点)までの間で残っているお店は、市場内の飲食店を除けば「ラーメン喜楽」1店のみ。


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2000年オープンの「スーパーオザム下里店」駐車場に立ちはだかるような位置。
こちらは看板がなく暖簾も花柄だったりするから、外観は何のお店かわからない。よく通る道で、ずっと中華屋だと認識していたが、いざ入るとなるとさすがに不安に。
ガラス戸に張ってあるメニュー表にて指差呼称。
「麺類・飯類・定食、ヨシ!」


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以前隣にあった「ラーメンショップ」と少し西にあった“九州ラーメン”と称する店には1回ずつ入ったことがあるが、こちらは今回が初めて。
店内がすごくきれいで驚いた。
ご夫婦かな、お店の人も思っていたよりずいぶん若い。それに、とても感じがいい。

初めて入る街の中華屋さんでは基本料理をなるべく多く試したいので、まずセットメニューを探す。ありました、3種類。
で、やっぱりチャーハンセット(ラーメン+半チャーハン)かな…。


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「喜楽」といえば渋谷のラーメン屋が有名だが、中華・ラーメン屋に限らず飲食店としてはよく目にする名前。某サイトで検索したところ、東京都で喜楽と付く店は中華店40軒、ラーメン店11軒(重複あり)。
僕の行動圏だけでも、先日入った所沢の「喜楽」のほか、清瀬、東小金井、上石神井、吉祥寺… とある。渋谷の喜楽が好きな店だったので、この名前の印象はよい。


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ところがこのお店、店内にも店名が見当たらない。
実は外の庇テントに「KIRAKU 喜楽」の文字がかすかに読み取れるが、これは自然に色あせたのではなく意図的に消したように見えなくもない。いまの店は、喜楽閉店後居抜きで入った別の店という可能性も…。


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まず半チャーハン。半にしてはかなり多め。具も高密度。塩気の強いしっかりした味付け。
ラーメンも同様に、味濃い目。
メンマが特徴的で、すごく太い。軟らかく、味付けも中国酒のような上品な香りが付いている。


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お勘定のとき、店名聞いちゃいました(笑)。記事にするときに間違ってたらまずいし。
「きらくです。喜ぶに楽しいで」とおねえさん。

お店の人に店名を聞いたのは、東大和ハミングロードの餃子屋(実際、名前はなかった)以来。


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あとでメニュー写真を見たら、トップメニューが“喜楽そば”であることに気づいた。
でもそれだけじゃ確信が持てないぐらい、謎の隠密行動的営業である。


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[DATA]
ラーメン喜楽
東京都東久留米市下里5-9-10



[Today's recommendation]

U2 The Joshua Tree
U2
『The Joshua Tree』

https://www.youtube.com/watch?v=GzZWSrr5wFI



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菖蒲まつりから、お約束的な 【野口製麺所】

2018.05.13

 昨日の予報より早まって昼すぎには雨が降りだすという。
やや遠方での街歩きを考えていたが、予定を変更して近場散歩に。

起点は東村山駅。
西口ロータリー~福寿司~トロル~弁天橋~弁天池公園~野菜直売所~ネギ畑~竹林~北山公園


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北山公園はハナショウブの名所として知られる。
当地はもともと、この地域では数少ない水田地帯。宅地開発が進みつつあった1976年、東村山市は自然環境保護の観点から都市計画公園としての整備を決定、ハナショウブの植栽を始めた。現在では300種・8000株(約10万本)の花が見られる。


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公園では毎年花の時期に「菖蒲まつり」が行われる。
今年は6月2日(土)~17日(日)と3週間先の開会だが、花はだいぶ咲いている。ほぼ“葉っぱまつり”だった「桜まつり」(4月7・8日、東村山市各地)のようなことにならないか、ちょっと心配。
というか、僕はこれくらいまばらなほうが好きかも。


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お昼ごはんは近くの「野口製麺所」へ。
なんか菖蒲まつりのモデルコースになっちゃってるが、商工会の手の者ではございません(笑)。


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武蔵野うどんの聖地・東村山にあって1、2の人気を誇る野口製麺所、実は讃岐系である。ちなみにやはり人気1、2の「こげら」も讃岐で、上位を独占され、このままじゃどこかの国技みたいになっちゃうから頑張れキセノサトじゃないけど、これまでこの店に入るのにためらいがあった。

しかし、このところ加須うどん吉田うどんと続き、やっぱりいろんなタイプを食べれば楽しいに決まっているし、そういう流れで讃岐に対する警戒心も和らいでいるところへもってきて、予定外の北山公園。
そういうシンクロニシティは大事にしたい。


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11時7分で、店内にはすでに2組5人のお客さん。
複雑な形の一枚板のテーブルの端っこに着く。


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讃岐系とはいえ、東村山市で営業しているからには地粉のうどんは扱っている。東村山地粉肉汁うどんは外せない。温かいのか冷たいのを聞かれ、香りが立ちそうな温かいものを頼む。
もう1品はぶっかけうどん。


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注文をとりにきた感じのよいおじさんにシステムをひと通り聞いてみる。
天ぷらとおでんはセルフ・自己申告制だそうだ。
「もうすぐタケノコの天ぷらが揚がりますから、今日明日でタケノコ終わっちゃうのでぜひ召し上がってください」


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ほかのところで書かれているので覚悟はしていたが、たしかに時間がかかる。
うどんが出てくるまでの間、揚がってきたタケノコとナスの天ぷらをとってきて食べる。オススメのタケノコは孟宗竹ではなく細めで長いタイプ。香りがよく、軟らかくておいしい。


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せっかくなのでおでん鍋ものぞき、たまごと牛すじをピックアップ。しっかり濃いめで、お酒が欲しくなる味つけ。
うどんのゆで時間が長いから待ち時間に、というサービス精神のセルフシステムなんだろうな。
で、注文から32分でうどん提供。


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地粉うどんは、香りと食感は武蔵野系らしくほっとする味。
肉汁には豚肉と煮込まれたにんじんと白菜が入り、ほかにトッピング的に水菜と油揚げ。
青菜の糧がつくのは武蔵野っぽいが、薬味が小口ネギなあたりは讃岐DNAか。


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ぶっかけは、まさに讃岐系の強烈なコシ。
われわれには新鮮にすら感じる。


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菖蒲まつりにお出かけの際は… って、回し者ではないけれども素直にお勧めしたい。
それ以外の季節でも、オープンな席があって、豊島屋酒造「屋守(おくのかみ)」などがラインアップ。
最高の昼飲み条件がそろっている。


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[DATA]
野口製麺所
東京都東村山市野口町4-46-1
https://www.facebook.com/fureaigarden/
https://blog.goo.ne.jp/nogudon



[Today's recommendation]

Hayley sings Japanese Songs
Hayley Westenra
『Hayley sings Japanese Songs』

https://www.youtube.com/watch?v=1H7Qfw33GKI



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憧れの洋食屋に 【フランソワ】

2018.05.12

 学生街の洋食屋というのは古きよき時代を象徴するイメージの一つだと思う。
1970年代、平和な時代に豊かさが加わって食が多様化し、それまで手の届かない存在だった洋食が身近なものになっていった。学生街を中心に低価格なだけでなく様式的にもカジュアル路線の店が登場し、洋食の敷居を下げた。
洋食は、何でも吸収しようとしていた当時の若者にとって異文化に触れる機会だった。また、それ以前のデパート食堂の家族単位とは異なる個の利用シーンが、自由を謳歌する時代の空気に合致した。――

以下、「キャンディ」参照。
スイマセン…。ここまでコピペでした(笑)。

三軒長屋の真ん中、隣の「キャンディ」とワンセットのようなかわいらしいたたずまいを見せる「フランソワ」。
かわいいとみるか、すさまじいとみるかは、見解の分かれるところか…。


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僕は男子高校の出身で、大学も男子大学みたいなものだった。40人強のクラスに女子はたったの4人と。食べるものもラーメン屋やカレースタンド、とんかつ屋、定食屋なんかで、みそラーメン、カツカレー、ミックスフライ、スタミナ定食… と、きわめてヤロウくさい学生時代を過ごした。
おしゃれな洋食屋というものにはあまり縁がなく、それだけに、いまだに憧れの思いは消えない。


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左が「キャンディ」。最近までキャンディにも同じような電飾突き出し看板があった


キャンディとフランソワ。
初めて見たとき、忘れていた甘酸っぱい感情が呼び起される思いがした。70年代のアイドルの切り抜き写真を見つけたような。

2軒とも、開いていることが少ない印象で、というか開いててもやってるようには見えず、もっと言えば現役のお店に見えない。


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入るときに気づいたんだが、こちらは「François」ではなく「Furansowa」。
こういうセンス、なんというか…(笑) 和式というか、ヘボン式おフランス。


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店内はこぢんまりしていて、4人テーブル2脚、2人テーブル2脚。入り口正面には急階段があって、2階も使えそう。
内装は思ったよりも地味。壁は暗めの色調の化粧合板で統一されているが、木目はプリントではない(と思う)ので、チープな感じではなくシックというか。
きちんと整頓されているので清潔感はある。
お店の人は、ご夫婦かな、年配の男女。


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品数が多くて迷うが、メニュー表トップのクリームコロッケ定食と、もう1品は「キャンディ」でも食べたカツカレーに。


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先客は美大生風の男子2人組。
彼らが帰りしな、マスターが厨房から出てきて声かけ。
「これから授業? がんばってね!」
学生街ならではの光景である。


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カレーは洋食屋というより定食屋、というか家庭のカレーにも通じる素朴なとろみ系。
スパイスもS&B的なバランスのとれた香り。


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具は薄切り豚バラ以外は煮崩れているので、けっこう煮込んである。たっぷりの新タマネギは最後に合わせてある感じ。
カツはすっかり埋もれているが、厚みがあってかなり大きい。


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クリームコロッケ定食は、しっかりボリューム感のあるコロッケが3個、目玉焼き、ナポリタン、サラダ添え、ご飯・みそ汁付きで、なんと580円。


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しかも本日、サービスメニューで550円!
カラッと香ばしく揚がったコロッケにはベシャメルソースがかかり、ダブルでクリーミーなリッチさすら感じさせるひと皿。


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ずっと気になっていたお店にやっと入れた達成感。期待を裏切らない味と満足感。
お店の人に気持ちよく送り出され、学生のような若い気分になって帰路に就いた。


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[DATA]
フランソワ
東京都小平市小川町1-741-106



[Today's recommendation]

Jacqueline françois Clopin-Clopant
Jacqueline François
『Clopin-Clopant』

https://www.youtube.com/watch?v=wNKLh7cZSQA



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目には青葉―― 【ながしま 磯とり料理】

2018.05.11

 今年の青葉は例年にもまして目に青い。成長スピードも速い気がする。

山ほととぎす――
武蔵村山の中藤あたりまで行けば普通にホトトギスが鳴いているが、平地の住宅地ではめったに声を聞かない。
このあたりにも毎年やって来るカッコウの声を昨日、この春初めて聞いた(On Hearing the First Cuckoo in Spring)。
山には同属のホトトギスも飛来しているだろう。

――ということで、初ガツオ。

目には青葉 山ほととぎす 初鰹 ――山口素堂(1642~1716)


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僕はカツオが好きで、毎年この時期はソワソワする。
マグロには特に思い入れはないが、カツオは毎日でも食べたいくらい。実際、昨日今日とカツオ続きだ。


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スーパーのはちょっとあれなので、少々高くても、カツオは東村山久米川町の「生活クラブ生協 デポー東村山」で求める。
昨日、デポーにカツオが入った。


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今日の昼ごはんは、久米川駅近くの「ながしま」。
前回(3月・夜)、前々回(12月・昼)と品書きから消えていたカツオ刺しがランチメニューに登場。季節到来である。
カツオ刺定食850円と焼鳥重780円を注文。


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僕のカツオ好きは父親譲りなんじゃないかと思う。父がどれくらいカツオ好きかというと、カツオ船の会社を立ち上げたくらい(笑)。保有船は何度も水揚げ日本一を記録した。いまは甥が業務を引き継いでいる。


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カツオ刺しは背と腹の両方の部位がのってくる。
背はさっぱりしていて、まさに初ガツオ。腹身は、もちろん戻りガツオの濃厚さはないが、ほどよい脂がのる。まったくくさみがないのは鮮度の証し。


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焼鳥重の焼き鳥は生から焼き上げる。
腿肉、レバー、つくねの3串で、甘すぎない秘伝のタレは、上品だがご飯との相性もよい。
添えられる玉子焼きは炒り玉子か厚焼き玉子で、今日は厚焼き。


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写真を撮らせてもらっていると、
「器の下に10円玉挟むときれいに撮れますよ」とマスター(お店のおばちゃんたちはそう呼ぶ)。
器の向こう側の高台の下に1~2枚コインを差し込むと立体的に撮れるとのこと。

「昔、雑誌の人がそうやってるの見ましてね、写真撮ってる人には教えてあげることにしてるんです(笑)」

それはいいこと教わった。刺し身何切れか食べちゃったけど、さっそく練習に1枚。


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冒頭の写真より絶対きれいなはずだが、そう見えなかったらワタクシがへたくそなのです


5月25日(金)18:30~20:30、久米川駅北口駅前広場で行われるジャズライブ「KUMERAKU FRIDAY NIGHT」で、今年も鳥唐揚げを販売する。
去年は2回とも雨で中止だったが、唐揚げは店頭で売って、あっという間に完売したそうだ。
「ながしま」の絶品唐揚げ、この機会にいかがだろうか。


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[DATA]
ながしま 磯とり料理
東京都東村山市栄町1-11-1



[Today's recommendation]

Buena Vista Social Club - Chan Chan
Buena Vista Social Club
『Chan Chan』

https://www.youtube.com/watch?v=KODWcrncnUU



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禁断の花と幻の花と、ケシの実パン 【ふれあいガーデン 草星舎】

2018.05.10

 東京都薬用植物園をご存じだろうか。
西武拝島線東大和市駅の改札から徒歩2分。敷地面積3万1398㎡の園内に1600種余りの植物が栽培されている。


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――昭和21年設立以来、薬務行政の一つとして、薬用植物を収集、栽培しています。現在は主に、危険ドラッグや健康食品の指導・取締りに向けた植物鑑別等の試験検査、調査研究を行うほか、薬用植物の正しい知識の普及に努めています。東京都薬用植物園HP


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石原慎太郎都知事時代の2005年、東京都の行政評価で、東京都薬用植物園が“存続も含めて見直し”と発表された。担当局の福祉保健局での見直し案に運営改善案として民間委託が盛り込まれ、その後数次の見直しを経て、2010年度以降、園の運営業務は民間委託(ケシ、大麻栽培など一部直営)という形で存続することになった。


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園内には薬草・有用植物・有毒植物や、山野草・水生植物なども栽培されるほか、温室・冷房室も設置。
希少な植物種も多く、近隣住民にとって憩いの場として親しまれているほか遠方からの来訪者も多い。年間の来園者数は12万人を超す。


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この時期は特にケシの花が人気。
二重柵に囲われ何台もの監視カメラが設置された物々しい雰囲気の“ケシ・アサ試験区”では、法律で栽培が禁止されているケシやアサが植えられている。
こちらは都内で唯一、全国でも珍しいケシの花が見られる施設という。


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たまたま出かけたこの日、園内には多くの薬学生風の姿が。
園のHPには“ケシの開花期(5月)には、麻薬取締員や薬事監視員、医学・薬学・看護学生を対象とした「ケシ特別講座」を実施しています”とある。


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ケシ・アサ試験区と僕がよく行くロックガーデンの間に、ログハウス風の建物を発見。
“おいしいパンあります”の札が掛かっている。


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僕はこの植物園に年に何度も訪れているが、この施設の存在を知らなかった。
HPによると、その一帯は“都民が体験的に学び交流する憩いの場”として2010年4月に新設された「ふれあいガーデン」という区画で、売店の名前は「草星舎(そうせいしゃ)」。
手作りパンや“土佐産ぶんたんドリンク”などのジュース類、キャンディ、お茶類などの食品のほか、植物苗、書籍、地元福祉団体による手作りクラフト品などを扱っているようだ。また、リースやクラフト作り体験、薬膳料理やハーブ教室、観察会などのイベントも実施している。


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三度のメシよりあんパンが好きな家族に… と思ってのぞいてみる。
思ったよりもパンの種類が豊富。どれもおいしそうで目移りするが、手書きPOPの“ケシの実付き!”の文字を見て、よもぎあんぱん180円に決定。ケシの花を観賞したあとだけに。
もう1品、桜塩漬け北海道こしあん160円を選ぶ。


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トレーがかわいいので撮影させてもらっていると、店員のおばさまが「一橋学園のバリーさんのパンなんですよ」と。
詳しく場所を教えてもらって売店をあとにする。


180510 soseisya-31 ホシノ天然酵母パン バリー 東京都小平市学園東町2-4-11


これまでその存在を知らなかったのは不思議でしょうがないが、民間委託の目的の一つが業務サービス水準の向上である点を考えれば、大きな役割を担っている施設であり、またその目的は十分達成されていると感じた。
薬用植物園を訪れる楽しみが増えた。


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帰りしな、“青いケシ開花中”の張り紙を発見。“ヒマラヤの青いケシ”と呼ばれる人気の花だ。
このケシは麻薬成分を含まないため栽培が禁止されているわけではないが、ヒマラヤやチベット原産のため暑さに弱く、栽培が非常に難しい。“幻の花”といわれるゆえんである。
温室の横の冷房室で栽培されており、ガラス越しに鑑賞できる。


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合法・違法・パン製法(?)
なぜか、ケシ・ケシ・ケシな一日。


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[DATA]
ふれあいガーデン 草星舎
東京都小平市中島町21-1 東京都薬用植物園内
https://www.facebook.com/fureaigarden/
http://www.fureai-garden.net/



[Today's recommendation]

Delius On Hearing the First Cuckoo in Spring Beecham RPO
Frederick Delius
『On Hearing the First Cuckoo in Spring』etc.
Sir Thomas Beecham(Cond)/ Royal Philharmonic Orchestra

https://www.youtube.com/watch?v=YcrKIMf6sJo



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不調を知らせるシグナル? 【村山ホープ軒 東大和店】

2018.05.10

 昔、いまより体力があったころ、自転車でいまより遠いところまで行っていた。
そういうのは暑すぎず寒すぎずという時期、たまっている仕事もなく、今日このあと新しい仕事が来ることはないという確信がある日に限られる。

今日の朝、昨日やり残した仕事を終わらせたらちょうどそんな感じになったので、久しぶりに遠出しようと思った。
思い浮かんだのが、狭山丘陵のふもとを一周するコース。
青梅街道に沿って西に向かい(僕はだいたい裏道を走る)、瑞穂の街なかから駒形富士山の横を抜け丘陵の北に回り込み、やはり裏道を東へ、早稲田大学前~北野天神裏~西所沢と。


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野菜スタンド「市川園」(東村山市恩多町)の絶品トマトの販売が今年もいよいよ始まった


しかし走り始めて20分もしないうちに断念。体調が思わしくない。
昨日から風邪ぎみだったが、どうもちゃんと風邪ひいているみたいなのだ。
空堀川脇の緩い坂道を1本上っただけでくらくらする。


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そのまま東大和市駅方面へ。
こういうときは食べ慣れたものが食べたい。それもあったかいもの。
ということで、人生で最も多く食べたであろうラーメン屋「村山ホープ軒 東大和店」へ。


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注文はラーメン700円。いつもラーメン、またはラーメン+もやし。
いつもどおりの店内だが、お客さんがいつもとちょっと違う。若めの単独客・男女1名ずつで、どっちもちゃんとしてる。ビジネススーツ姿だったりする。そういう人はあまり見ない。


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ラーメンはいつもどおりの味。当たり前か…。
しかしながら、少し食べて気づいたのだが、こっちがいつもと違う。食が進まないのだ。
これはアレだな、風邪でもひいたか? って、さっきからそう言ってるし。


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先ほどまですごく空腹を感じていた。比較的重めの村山ホープ軒のラーメンが食べたいってくらいに。
いざ食べ始めたら、体にはやや負担だったと。こういう経験はこれまでなかった。
食べ慣れたたべものは不調を知らせるシグナルにもなるということ。


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その前に気づいて、家でおとなしくしてなさいって話だけど、めったに風邪ひかないから、そのへんがよくわからない。
ラーメンはもちろんおいしく最後までいただきました。


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朝、庭のカキツバタが咲いていた。“庭のカキツバタ”って、どんなお屋敷やねーん!(笑)
写真右は、駅近くの東京都薬用植物園の池のカキツバタ。
次回へつづく。


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[DATA]
村山ホープ軒 東大和店
東京都東大和市南街4-13-12



[Today's recommendation]

Daniel Powter Daniel Powter
Daniel Powter
『Daniel Powter』

https://www.youtube.com/watch?v=gH476CxJxfg



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ねりきり(相方作)



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◆ 猫写真はこちら


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